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EU委員会は域内の農業従事者の抗議運動を受け、農業団体や加盟国との協議を経てわずか1週間でEU共通農業政策(CAP)の改革を策定し承認した。改革の内容は2023-27年に適用される農家への直接支援の条件となる環境保護関係の規則を緩和するもので、今後欧州議会と加盟国の承認を得る必要がある。生物多様性のために農地の一部を生垣、湿地、休耕地にする義務や、窒素固定作物を栽培する義務、輪作義務の緩和、10ha未満の小農家への立入検査を廃止するなど農家の負担を軽減するのが狙いだ。
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