今年は例年より前倒しで5月8日に開幕したカンヌ映画祭。ちょうど国鉄のストの時期と当たってしまいました。私ごとですが、
映画祭会場に到着すると、
「適切な行動が求められます」「パーティを台無しにするのはやめましょう。STOP ハラスメント!」と書いてあります。
蝶ネクタイのイメージも印刷されており、カンヌの厳しいドレスコードと引っ掛けているようです。紙の裏には、セクハラの被害に遭った人のための相談窓口の電話番号。セクハラ対策に乗り出した今年のベルリン映画祭に続いて、大きな映画祭は実際の行動に出ているのです。
さて、最初は審査員の記者会見。審査員メンバーは、アンドレイ・
Me too運動にいち早くコミットしてきたブランシェットの抜擢に、
ちなみに、カンヌの総合ディレクター、ティエリー・