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エール・フランス(AF)のジャン=マルク・ジャナイヤック会長が辞任を表明した。AF経営側の賃上げ提案を社員投票で却下された責任を取った。
AF労組は2月下旬から6%の即時賃上げを要求してストを行っており、5月8日で15日目。経営側は当初1%を提案したが労組側に拒否され、5.1%に譲歩。その後、2018~21年の4年間で7%を提案したが、社員投票(投票率80%)で55.44%で却下された。AFが赤字だった2012年から賃金は凍結されているが、17年には営業利益が5億8800万ユーロと好転したため、労組は賃上げを要求している。AFは4月までの11日間のストで3億ユーロの損失と発表した。