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パリ郊外トラップ(イヴリーヌ県)の路上で男が母親と姉を刃物で刺殺し、通行中の男性に重傷を負わせた。男はしばらく自宅に立てこもった後に出てきて「アラーは偉大なり」と叫び、警官に抵抗したため射殺された。
この36歳の男はパリ交通公団のバスの運転手だったが、宗教的な言動のため業務に支障をきたしたとして2016年秋に解雇された。その後、イスラム過激思想を持つとして一時は当局にマークされていた。事件当日に「イスラム国(IS)」が犯行声明を出したが、警察は現時点では精神不安定による犯行とみなしている。