各候補支持率、メランション現象。
3月31日から4月2日にかけて行われた世論調査( Ipsos-Sopra Steria-Cevipof )では、中道マクロンと極右ルペンの支持率が、それぞれ25%で上位2位。これに、3位保守最大野党LRフィヨン17.5%、4位極左メランション15%、社会党アモン10%と続く。
その首位5人のなかで、今、4位のメランションが勢いづいている。3月18日の集会で13万人(開催者側の数字だが)を動員し、前回のテレビ討論でも、力強く、適確に指針を説明しつつ、他候補への皮肉で笑いをとるなど際立っていた。その討論後から支持率でアモンを追い越し、マクロン、ルペンからも票を奪いつつ、前回の調査から3.5%支持率を伸ばしている。
2012年の大統領選では「第4の男」で終わったが、今回はどこまで伸びるのか。(六)