8月30日、写真家マルク・リブーが93歳で死去。1951年にカルティエ=ブレッソンに紹介されマグナム・フォトに参加、エッフェル塔のペンキ塗りの写真がライフ誌の表紙を飾るが、幾何学的な構図といいカルティエ=ブレッソンの影が濃い。1955年からトルコ、イランなどを経て中国、日本と旅し、日本の女性を撮った作品が彼にとって最初の写真集になる。さまざまな人間と接しながら、師匠のスタイルを捨て、ヒューマンで温かな観察眼を養っていく。1962年には、独立直後のアルジェリア人の開放感をキャッチしている。(真)
LIVRE:Marc Riboud
8月30日、写真家マルク・リブーが93歳で死去。1951年にカルティエ=ブレッソンに紹介されマグナム・フォトに参加、エッフェル塔のペンキ塗りの写真がライフ誌の表紙を飾るが、幾何学的な構図といいカルティエ=ブレッソンの影が濃い。1955年からトルコ、イランなどを経て中国、日本と旅し、日本の女性を撮った作品が彼にとって最初の写真集になる。さまざまな人間と接しながら、師匠のスタイルを捨て、ヒューマンで温かな観察眼を養っていく。1962年には、独立直後のアルジェリア人の開放感をキャッチしている。(真)