●Une semaine en Himalaya
オルセーやポンピドゥ・センターなどパリの有名美術館は映画上映にも積極的。さりげなく告知がされ見逃しやすいが、意外な良作に出会える場所だ。今月はケ・ブランリー美術館にも注目を。
「ヒマラヤの一週間」と題されたイベント内でチベット関連8作品が無料上映される。子供が見やすい作品もある。サッカー×少年僧の組み合わせが斬新なケンツェ・ノルブ監督『ザ・カップ/夢のアンテナ』(12月26日15h)と、ヒマラヤ映画最高峰のエリック・ヴァリ監督『キャラバン』(12月29日15h)は8歳から。ダライ・ラマ14世の人生に迫るマーティン・スコセッシ監督『クンドゥン』(12月27日15h)は10歳から鑑賞できる。親子でチベット文化に触れられる良い機会だ。(瑞)