サルコジ大統領の任期も折り返し点。11月5日付のパリマッチ誌に発表されたIfopの世論調査によると、大統領を支持する人は前月より6%低下して39%(同時期のカナルプリュスの調査ではわずか35%)。左派陣営だけでなく、右派からも、息子ジャン・サルコジ氏のEPAD理事長立候補(最終的に断念。N°664参照)を支持したことなどに対し反感が強まっている。
折りも折り、サルコジ大統領のブログに上の写真が掲載された。その下には「1989年11月9日、ベルリンの壁崩壊の思い出」と記されている。一緒に写っているアラン・ジュペ氏が1993年に書いた回想記には、壁の前に立ったのは11月16日ということになっている。またこの写真を撮ったカメラマンも9日でなかったことを断言。大統領、人気挽回に焦って日付をまちがったのか?