サッカーW杯の期間中、イタリアの企業の経営者たちは、欠勤を避けるため、サッカーファンに都合がいいように勤務時間をずらしました。当紙オヴニ−でもテレビを買ったので、記事を書きながら、あるいは記事の合間に試合を観戦できます。パリ市役所前広場や他のフランス大都市の要所には、ゲームを実況放送する大型スクリーンが据えられました。 とはいえ、企業の大半はW杯のために勤務時間をずらしたりはしませんでした。テレビを買う会社もまれです。フランスチームは前回W杯の覇者ですから、多数のフランス人が彼らの試合を見たくてしょうがないのですが、毎日オフィスに行かなければなりません。そこで、アンリやジダンのファンは、オフィスでインターネットを利用しています。 W杯開幕以来、フランスのスポーツウェブサイトの利用者が非常に多くなりました。Sporeverという有名なサイトは、4カ月間で今年の売り上げ目標の77%を達成しました。Sport24も今月のアクセス数を倍にする見込みです。W杯の結果を知ることができますが、フランスチームの試合がある時は、このスポーツウェブサイトのアクセスがむずかしくなります。 ネットはゲームの映像が見えません。公式的なスポンサーのYahoo!が、15分間の試合ハイライトが見られるサービスを提供していますが、22.50€かかります。インタ−ネットは放送手段にもなりますので、2006年のW杯はコンピューターで直接見ることができるかもしれません。(クロード) |