クリスマスツリーの飾りに、赤い折紙でサンタクロースを作ることにした。奴さんとはかまを折って合わせて、本体はでき上がり。肩に荷う大きな袋はどうするか…。少し無理があると思ったが、風船を折って、サンタの背中にボンドでつけた。
夜、家族に見せると、なかなか可愛いという。でも、背中のこれは何かという質問。
「あら、プレゼントを入れた大きな袋、かついでいるじゃない」と言ったら、あれは袋ではない、hotte だという。オットはブドウの収穫のときなどに背中に背負う大きなバケツのような容器だ。パパ・ノエルはオットを担ぐ。ヘェ、お国柄ですかねぇ。
では、日本のサンタの袋はどこから来た? 遠い記憶をしばしさぐって得た答えは、大黒様の袋!?
興にのって、トルコ人の友だちにサンタクロースは何を背負うか聞いてみた。
「ぼくの国にはサンタクロースいないんだけど」という返事。
シマッタ、日本人は西洋文化の吸収力の良い国民だと思うけど、そうはいかない国もあったのだ。
ちなみに、オットにはコップを折って使いました。(啓子)