共和国で王室がないフランスだが、「パリ・マッチ」などの週刊誌には、北欧3国、ベルギー、スペインの王室やモナコのレーニエ公一家などがたびたび登場する。最近はテレビでも “Célébrités” といった番組が大当たりで、王室批評家ステファン・ベルンさん (36) が引っ張りだこになっている。 両親は共にポーランド出身のユダヤ人で、「ピンタをもらわなかった日はなかった」という厳格な教育を受ける。小さいときから王室を夢見、18歳の時に立憲君主国を目標に掲げるNouvelle Action royalisteに加入。王位継承者にあたるパリ公爵家に出入りするようになる。「熱狂的なファン、ミーハーだったのです。認めてもらうことに飢えていたというのは本当です」。ところが「フィガロ」紙にパリ公爵の遺産の乱費ぶりを書いてN.A.R.から除名されてしまった。 現在はTF1の夏の王室シリーズ “Sagas” の準備中で大忙しだ。(真) |
“Je suis une groupie, une midinette. C’est vrai qu’il y avait en moi une soif d’être admis “ |