“Ecoute papa, tu es monté à la tribune de l’Assemblée pour voter contre la peine de mort, et tu l’as bien fait contre ton électorat ! “ |
1998年10月末からPacs法案の審議が開始されたが、保守政党総反対の中で一人だけ果敢に同案を支持したのがRPRのバシュロ国民議会議員 (52)。元代議士で現在彼女の議員秘書を務めている父親のジャン・ナルカンさんを「お父さん、あなたは死刑に反対して国民議会の壇上に立ったでしょう。それがあなたを選んだ人たちの気持ちにそっていなくても、立派なことをしたのよ」と説得して、11月7日に同じ国民議会の壇上に立った。「孤独、排斥、軽蔑を味わっている同性愛者」の立場を訴えながら (ゲイだった彼女の親友はエイズで死亡)、時には涙も混じった演説を展開し、革新系議員からはもちろん、彼女のドンキホーテぶりをあざ笑っていた保守系議員からも熱い拍手が送られた。10月13日、国民議会でのPacs法案採決にはもちろん賛成票。現在の恋人と “pacser” する気持ちはあるのかという質問に「私には、Pacsはまだまだ道徳的すぎるわ」と笑って答えた。( 真) |