10/5
給与増なしの労働時間延長に関して9月30日までにパイロット組合と交渉が成立しなかったことを理由に、エールフランス(AF)=KLMの子会社AFは代替案の雇用削減計画を企業委員会で労組代表に提示した。同計画は2016~17年の2年間でパイロット300人、客室乗務員700人、地上職1900人の計2900人の雇用を削減し、5路線を閉鎖し、保有機を15機減らすというもの。シャルル・ドゴール空港内の本社で開かれていた企業委員会の最中に外でデモしていた組合員がなだれ込み、人事部長と長距離部門責任者の2人が上着を破られ、警備員に守られて脱出する騒ぎに。この小競り合いで警備員2人(うち重傷1人)とAF幹部5人が負傷。AF社は同日告訴した。