5/18
ネット新聞メディアパールは、ケルヴィエル事件の捜査官がソシエテ・ジェネラル銀行(SG)を批判する証言を報じた。同行のトレーダーだったジェローム・ケルヴィエルさんは同行に49億ユーロの損失を負わせた件で、2014年3月に禁固3年の実刑判決を受けた。ケルヴィエルさんは、同行幹部が危険な取引の事実を知っていたことを示す証拠を隠蔽したとして同行を同年7月に告訴。その捜査の一環として今年4月9日に尋問された当時の捜査官が、「SG幹部は知っていた」、捜査の元になる資料はほとんどSGから提出され、SGに利用された感がある、と証言。ケルヴィエルさんの弁護士は判決取消しの訴えを起こすと発言した。