パリ南郊外での警官射殺とパリ12区のユダヤ食品店人質事件の犯人アメディ・クリバリのために武器を調達した容疑で、4人の男性が1月21日に勾留された。クリバリの犯行をほう助した疑いでは、15~16日にパリ郊外で計12人が身柄を拘束されたが、8人は釈放された。一方、昨年11月から刑法に導入されたテロ擁護罪容疑で7日~21日に約70件の司法手続きがとられたことが法務省の調べでわかった。テロ犯人を賛美したり、自分もテロをすると公道やインターネット上で発言した人たちで、44人が裁判にかけられ、約20人が禁固3カ月~4年の実刑判決を受けた。厳しい判決に人権団体などから非難の声も上がっている。