「過去に執着する左翼とは決別すべきだ。(…)左翼はイデオロギー的であるよりも、実用主義的であるべきだ」。社会主義ではないのかという質問に対して「私の理想とする左翼は、繰り返すが、実用主義的、改革主義的、共和主義的だ」
10月23日付L’Obs(ヌーヴェル・オブセルヴァトゥール誌が改名)のインタビューでの、ヴァルス首相の発言で、社会党という党名を変える必要性を示唆。この発言、10月21日の国民議会で行われた来年度予算歳入法案の投票で、右寄りのヴァルス首相に反対する社会党左派議員39人が棄権票を入れ、社会党内部の亀裂が表面化した直後のこと。これまでは中立を保っていた、社会党のクロード・バルトローネ国民議会議長がヴァルス首相に釘を刺した。「党の名前を変えることは過ちだ。首相としての仕事に集中しなさい」