サイモン・ラトルのアシスタントとしてデビューした英国の指揮者、ダニエル・ハーディング。ウイーンフィルを指揮してマーラーの交響曲10番を振って注目を浴びてから10年が経った。今回はパリ管弦楽団を指揮して、お得意のマーラーの名曲『亡き子をしのぶ歌』。歌うのはメゾソプラノのクリスティアンヌ・ストーティンという素晴らしいコンビだ。彼女が、ベルナルド・ハイティンクの指揮で歌ったマーラーの『復活』は名盤として知られている。他にリヒャルト・シュトラウスの交響詩『英雄の生涯』、モーツァルトの『フリーメイソンのための葬送音楽』という好プログラム。
7日20h。10€〜60€。
Salle Pleyel : 252 rue du Fbg St-Honoré. 8e 01.4256.1313 www.sallepleyel.fr.