10月13日、20日、来年3月の市議会議員選挙でマルセイユ市の社会党(PS)筆頭候補を決めるPS党員および支持者による予備投票が行われた。第1回投票ではサミア・ガリ氏が25.25%で予想外のトップに立ち、次席のパトリック・メニュッチ氏(20.65%)との決選投票に。トップ確実とされていたマリー=アルレット・カルロッティ障害者・社会的疎外問題担当相(19.52%)は、市の北部から投票所へ行くためのバスをガリ氏が手配し、金銭のやり取りなど組織的な違反行為があったと厳しく非難した。また、いくつかの投票所で投票者リストに間違いがあったために一時、投票所が閉鎖される問題もあり混乱続きに。決選投票ではメニュッチ氏が56.5%の得票率でガリ氏(43.5%)に3千票の差をつけて選出された。