7月2日、オランド大統領はバト環境相(社会党)を解任した。環境相は同日朝、2014年度の環境省予算を前年度比で7%減らされたことで「悪い予算」とラジオで発言。すぐにエロー首相に呼ばれて発言を撤回するように求められたが応じなかったため、「政府の団結を乱す」として解任された。バト氏は4日に行った記者会見で、閣僚と直接協議せずに予算を決めるとエロー首相を批判するとともに、再生可能エネルギーを推進する政策を受け入れない経済界の圧力に政府が屈していると非難した。後任は国民議会の再生可能開発委員会のメンバーである社会党議員フィリップ・マルタン氏。
デルフィーヌ・バト環境相、解任される
7月2日、オランド大統領はバト環境相(社会党)を解任した。環境相は同日朝、2014年度の環境省予算を前年度比で7%減らされたことで「悪い予算」とラジオで発言。すぐにエロー首相に呼ばれて発言を撤回するように求められたが応じなかったため、「政府の団結を乱す」として解任された。バト氏は4日に行った記者会見で、閣僚と直接協議せずに予算を決めるとエロー首相を批判するとともに、再生可能エネルギーを推進する政策を受け入れない経済界の圧力に政府が屈していると非難した。後任は国民議会の再生可能開発委員会のメンバーである社会党議員フィリップ・マルタン氏。