カフェやレストラン、職場でも電子タバコe-cigaretteを吸う人が増えていて、現在100万人近くが使用しているという。吸引しているのはカートリッジ内の液体が熱せられて出てくる蒸気だし、燃焼によるタールや一酸化炭素も発生しないので、使用者、その周囲の人たちに無害であるだけでなく、この電子タバコのおかげで一日に吸う従来のタバコの本数が大きく減るというのが理由だ。ところが、5月31日、トゥーレーヌ保健相は、電子タバコが無害かどうかははっきりしていないとし、近い将来公共の場での吸引を禁止する意向だと発表。これに対し電子タバコがニコチン依存症からの解決策の一つとする専門家の声もあり、まだまだ議論を呼びそうだ。