シャンベリー病院で12月上旬に新生児が3人続けて死亡したことを受けて、12月末に捜査が開始された。早産児2人を含む3人の新生児は12月6、7、11日に新生児集中治療室で類似した感染症を起こして急死した。そのうちの1人の親が23日に病院を相手取って告訴。捜査の結果、栄養補給用の点滴バッグが何らかの細菌に汚染されていた疑いが濃いとわかった。これを受けて、3人の新生児に使われたのと同じロットの点滴バッグ137のうち未使用のものが1月4日までにすべて回収された。また検査の結果、ほかに6つのバッグが汚染されていたことが判明。製造、輸送、病院のどの時点で汚染されたか捜査が進められている。製造元はマレット研究所で、トゥレーヌ保健相は7日、同研究所の製造停止命令を出した。