パリの有名デパート「ギャラリー・ラファイエット」のクーポール(丸屋根)部分が建てられてから100年を記念して、イルミネーションが刷新された。光のパイプがファサード全体に張りめぐらされ、赤、青、緑など色が変わるたびに光が踊るパフォーマンスを繰り広げる。光の彫刻家、ヤン・ケルサレ氏の作品だ。ステンドグラスと鉄細工の見事なビザンチン様式のクーポール(高さ33m)、それを支えるきらびやかなバルコニーは、1912年当時は画期的なものだったに違いないが、今でもため息の出る美しさだ。クーポールの歴史の展覧会(1月26日まで)がデパート内で行われているほか、お隣のプランタンも合わせてクリスマスのショーウィンドーも見がてら、ぶらぶら歩きはいかが? 華やかなクリスマス気分を味わえること間違いなし!(し)