2013年1月に国会に提出される同性結婚法案への反対運動が高まっている。11月17日にはパリなど全国の都市で反対デモに計10万人が参加した。翌18日にはキリスト教原理団体が呼びかけたパリのデモに数千人が参加。さらに、一部の市長たちが同性結婚式を執り行うことを「信念の自由」から拒否することを求めたのに応じて、オランド大統領は20日、市長の代理を立てることを認めるとした。この発言に対して、社会党や他の左派から法の前の平等に反するとして非難の声が。法案は同性同士の結婚と同性カップルの養子縁組を可能にしている。一方、同性結婚推進派からは同性カップルの人工授精を容認しない法案に不満の声が。