イタリア・ルネサンス盛期の巨匠、ラファエロ(1483-1520)がローマに移り住んだ晩年の7年間に焦点を当て、この時期に彼とその弟子たちが制作した作品を展示。友人カスティグリオーネを描いた肖像は、品格ある表情の美しさと衣装の質感で、展示作品の中でも群を抜いている。著名な弟子のジュリオ・ロマーノ、ジャンフランチェスコ・ペンニの作品もある。この展覧会とは別に、ジュリオ・ロマーノのデッサン展がドノン翼で、ジャンフランチェスコの弟でフォンテーヌブロー派の画家、ルカ・ペンニの展覧会がシュリー翼で開催。いずれも1/14迄(火休)。
ルーヴル美術館