パリ・シャンゼリゼ大通り恒例のクリスマス・イルミネーションが今年は衣替えをした。11月23日に行われた点灯式で女優オドレイ・トトゥが点灯したイルミネーションは、200本の街路樹それぞれに3つの光の輪が取り付けられたもの。赤、白、青、緑、ピンクなどに色が変わり、点滅したり、2色になったりと、とても華やかだ。一つの輪に二列に並んだ電球は合わせて120万個。3色LED(発光ダイオード)を使用しているため、従来より38%の節電だそうだ。さらに、各街路樹の枝にはひもにつながれた小さな丸いミラー板が取り付けられており、カラフルな光を反射させている。総費用は100万ユーロ。27のプロジェクトから選ばれたというが、以前の白っぽい色だけのシンプルなイルミネーションのほうがよかったと思うのは私だけだろうか…。(し)
イルミネーションは1月11日まで。