RATP(パリ交通公社)の労組は、2月5日(月)19h 〜9月9日 08hまでの期間ストを行うことをジャン・カステックス=RATP総裁に予告した。
このストは今行われている給与交渉において、特別手当の見直し、インフレ率に見合った昇給システム、労働時間の32時間への短縮などを要求した労組側に対し、RATP側が提示した0.9%の増額がインフレと五輪開催に対して不十分として抗議するもの。
交渉が決裂すれば、7ヵ月におよぶストが行われ、パリ五輪期間中(オリンピック:7月26日〜8月11日 パラリンピック:8月28日〜9月8日)も、観戦者や市民の足にも影響が及ぶ。
いっぽうRATPは、サービス向上と、五輪開催中の運行を15%増やすことを掲げ、今年は5300人を採用するとしている。