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フランスは輪番制で半年間のEU理事会議長国に就いた。マクロン大統領はすでに12月9日、EUが主権を強化し、世界で大きな影響力を持つ、という議長国としての基本方針を示していた。だが、EU共同防衛力確立については加盟国の足並みがそろわず難航しそう。優先課題は、移民流入に対しEUの境界を守るためのシェンゲン協定改正、各国の最低賃金制定、デジタルコンテンツの独自規制、EU域内輸入品への炭素税の導入。だが、4~6月に大統領選、総選挙が控えており、議長国としての活動が鈍化する恐れもある。
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