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パリのオデオン劇場を3月初めから占拠していたアンテルミタンが自主退去した。アンテルミタンは仕事のない時に失業手当を受給できる芸術分野の不定期労働者。文化施設閉鎖を理由に手当受給期間の延長と、手当を減額する失業保険制度改正の撤回を求めて、一時は全国約100ヵ所に占拠が拡大した。政府は11日、失業手当支給の延長の期限を8月末から12月末にすると発表。また、同制度の条件である年間507時間以上の就労を30歳未満に対しては338時間に。オデオン占拠者はパリ19区の文化施設「104」で抗議運動を継続する。
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