“When Will The Files In Deauville Drop?”
パリ郊外ヴィルジュイフ市のスクワットに住んでいたフランスのロックミュージシャン3人と、オーストラリア出身の歌手ネイサン・ローチによって2014年に誕生したヴィルジュイフ・アンダーグラウンド。
昨年のロック・シュル・セーヌ・フェスティバルでも大拍手を浴びた*。彼らの2枚目のアルバムがリリースされたが、ローチの、どこかルー・リードを思わせる、ものうく、シニカルなボーカルが魅力的。フランス人トリオの、シンプルなコード進行にのったカチッと決まったバックがローチの歌をひき立てる。もう少しクレージーなサウンドがあったら文句なしなのだが…。『Sorry JC』が気に入った!(真)