Salon de l’agriculture
2月22日(土)〜3月1日(日)
家畜の品評会が見ものの国際農業見本市。食品コンクールと試食、「若い羊飼いコンクール」、「精肉コンクール」なども目玉のイベントのひとつだ。
初日の大統領の見本市訪問も、滞在時間や人々態度などが、大統領の農業への打ち込み具合や、人気の指標として例年注目される。(マクロン大統領は2017年には顔に卵を投げつけられた。口笛でブーイングをした人に対して「きちんと対話に応じろ」と怒りを表明したこともある。またサルコジ元大統領の有名な失言「消え失せろ、バカ野郎」も農業見本市での出来事であった。)
殺虫剤を使い続け環境派から敵視される農家、大型で生産性を優先し動物の扱いが「虐待」であるとされる農家、菜食人口が増え肉食を罪悪視する風潮など、農業に対するネガティブなイメージが高まった昨年は「農業いじめ Agribashing」という表現も出現した。
農家の低収入、経営難による自殺なども深刻で、今後が注目される分野だ。農業見本市開催前に地方紙のインタビューに応じたマクロン大統領は「強い緊迫感が感じられる今日の社会で、農業従事者を烙印から守り、農業モデルを変革することを成功させなくてはならない」と語っている。
Parc des Expositions - Porte de Versailles
Adresse : Place de la Porte de Versailles, 75015 ParisURL : https://www.salon-agriculture.com/
9h-19h、15/8€/6歳未満無料