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リヨン控訴院は、神父の性虐待を告訴しなかったとして第一審で有罪となったフィリップ・バルバラン枢機卿に時効が成立するとして無罪判決を下した。
昨年3月の第一審は、監督下にあったベルナール・プレナ神父の1970~91年の未成年性虐待を知りながら告訴しなかったとして執行猶予付禁固6ヵ月の有罪判決だった。
控訴審で、検察は教会の過失や刑事責任と枢機卿個人の責任は分けるべきとして無罪を求めた。原告側は破棄院に上訴する。枢機卿は、前回は拒否された辞意を、ローマ教皇に再び伝えるとした。
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