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リール検察局は、リシャール・フェラン国民議会議長を不法利益取得罪で被疑者扱いにすると決定した。フェラン議長は辞任しない意向を示し、政府も同議長への支持を表明した。この疑惑は、同氏がブルターニュの共済組合会長だった2011年に妻が買った不動産を共済組合に賃貸させて不法な利益を得たというもので、政界汚職撲滅団体「Anticor」が17年6月に訴えていた。同氏はすぐに国土連帯相を辞任したが、捜査を行ったブレスト検察局は同年10月に立件を見送った。Anticorの2度目の告訴はリール検察局に委ねられていた。
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