今週末、9月21日と22日は「欧州文化遺産の日」。普段、一般の人は入れない大統領府や官庁、役場、劇場、ミュージアム、歴史的建造物、など1万7千ヵ所が開放され、1200万人が訪れる人気のイベントだ。今年は〈芸術と娯楽〉をテーマに、劇場やスポーツ施設なども開放される。
ところが今年パリでは、開放しない場所、または大統領府のように登録制にして入場を制限する場所、土日のうち日曜日のみ開けるところなどがある。特に、シャンゼリゼ周辺、アンヴァリッドの近くの省庁などにみられる。明日土曜日は、第45回目の「黄色いベスト運動」、気候変動への対策を求める大規模なデモ、そして、政府の年金改革に反対する労組のデモなどが予定されていることから、警備を案じてのことと報じられている。
下の表が、見学とりやめ、または登録制になった場所のリスト。とはいえ登録するには公式サイト、各省庁のサイトやFacebookなどから行わねばならない。
赤は、土曜の見学不可、または、土日両日の見学不可など。
黄色は、登録制(土日両日)。
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