みんなの冷蔵庫。

ぶどう、牛乳、ガレット、ジャム…。前面が透明のガラスなので、何が入っているのか一目でわかる。誰かが食べ物を補充して、別の誰かが持ち帰る。これは、自宅や商店・レストランなどで使いきれなかった食料品を、必要な人が持ち帰れるよう町のなかに置かれた「連帯の冷蔵庫 Les Frigos Solidaires」。1台につき、1日約40人が寄付し、50人ほどが消費する。

フランスでは、年間ひとりあたり29kgの食料が捨てられ、そのうち7kgは封も開けられていない状態だという。その大いなる無駄の解消につながる第一歩だ。

同じようなシステムはすでに他の国にもある。フランスでは2017年に導入された。パリのレストラン La Cantine du 18の経営者ドゥニア・メベトゥルさんの呼びかけで広まり、今は国内で約70台。7月にはパリ市の協力のもと、20区の複合文化施設 la Bellevilloiseにも設置され、除幕式が行われた。

宣伝大使を務める俳優のバティスト・ローバーさんは「単なる無料の冷蔵庫サービスではありません。地域の助け合い制度を作り、お金がなく孤立する人々と社会的な関係を結ぶことも目的」と語る。

旅行前に食べ物があまった時や買い物をし過ぎた時には寄付者となったり、あるいは給料前にお財布が軽い時には消費者として利用させてもらってもよいだろう。(六)

www.identites-mutuelle.com/lesfrigossolidaires


 

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