12/01
保健監視研究所(INVS)が行った調査によると、フランスのエイズウイルス(HIV)感染者はやや増加していることがわかった。2013年の新規感染者6220人に対して14年は6584人(男性4274人、女性1946人)で、42%が男性の同性愛者、39%が主にサハラ以南のアフリカなどの外国生まれ。近年の傾向としては18~24歳の同性愛者の男性の感染者が絶対数は462人と少ないながらも、2003年~14年に157%も上昇した。また、15~24歳のHIV感染者が03~07年に24%減少した後、07~13年に同割合で上昇したことから、コンドーム使用がおろそかになっていることが指摘された。