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ストラスブール近くのエックヴェルスハイムで試運転中の超高速列車(TGV)が脱線事故を起こし、死者11人、負傷者37人を出した。TGVはメス南東ボードルクールとストラスブール北のヴァンデンハイムを結ぶ新たなTGV用線路(106km)の最後のテストのために試運転していた。調べによると、仏国鉄(SNCF)、子会社シストラ社の社員のほか、関係者の家族、友人ら約50人が乗車しており、10~15歳の子どもも4人いた。列車は時速176kmに落とすべきカーブを265kmで走行していたと見られ、スピード超過が原因である可能性が高い。事故により、来年4月予定だったパリ=ストラスブール間のTGV用線路の開通は延期される。