フランス柔道連盟ディレクター、エリック・ヴィヨン氏に聞く
グランドスラム・パリとは?
IJF(国際柔道連盟)が主催する国際柔道大会で、今回は2016年のリオデジャネイロ・オリンピックの出場資格を目指す前哨戦。毎年2月の開催ですが、今回はベルシー・アリーナの改修工事があり、例外的に10月に移動しました。次回は2月に戻って半年後にまた開催します。
8度世界を制覇したテディ・リネールは、今回は残念ながら欠場。彼も休憩が必要です。クラリス・アグベニュー、オドレイ・チュメオなど、現在フランス柔道は女性が強い。アマンディヌ・ブシャールは18歳の新星です。日本とフランスは畳の上ではライバル関係ですが、同時期には柔道スタージュを催し、指導者育成も行います。日本とフランスは練習を含め、多くのことを一緒に行うため、友情を育む良い機会になります。
今回は60カ国の選手が参加予定。我々はこのユニヴァーサリティをしっかり支えたい。観戦にくるなら、盛り上がる日曜16時以降のファイナルがお勧め。ぜひ多様な国の柔道家を応援しにご来場ください。(聞き手:瑞)
Judo:Paris Grand Slam 2015
10月17(土)・18日(日)開催
入場料 27.50€~60€
ACCOR HOTEL ARENA(Bercy Arena):
8 boulevard de Bercy 75012 PARIS
http://www.bercyarena.paris/programme/sport/1500/Judo_Paris_Grand_Slam_2015