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パリ18区のバルベス駅とラ・シャペル駅の間のメトロ高架下にテントを張って住んでいた移民たちが警察によって強制立ち退きされた。衛生上の問題からパリ警視庁が5月30日に強制排除命令を発布していた。移民支援団体の調べによると、この場所には380人の移民がテント生活を送っており、約100人がすでに亡命資格を持ち、約190人が亡命申請の資格がある。また、約200人は他国へ行くことを希望している。強制排除後、亡命希望者は特別の収容センターに、子供連れの家族は長期滞在できるホテルに、他国移住希望者はホテルに収容されることになっているが、ホテルの空室不足のため、路上生活に戻る人が多いという。