5月30日(土)まで
8e Biennale de la Marionnette
2年に一度の国際マリオネットの祭典。人形劇先進国フランスらしい前衛・実験的な演目がパリと近郊の劇場で。小会場が多く即予約が必要。以下、劇団Les Remouleurs座の2演目。
“FRONTIERES” セリフなしの影絵芝居。打楽器が饒舌に、国を捨てて海を渡る者たちの波乱のストーリーを語る。今、まさしく地中海で起こっている「物語」。
20日(水)19h30, 21日(木)14h30
Le centre culturel Jean-Houdremont : 11 av. du Général Leclerc 93120
La Courneuve 01 4992 6161
RER B: La Courneuve-Aubervillier
“FREAKS” 見世物小屋が舞台のアメリカ映画『フリークス』(1932)に想を得た演目。人形遣いと人形が、バーのカウンターで共演する。無料。
22日(金)21h30 BAR DES AMIS : 8bis, rue de Romainville, Les Lilas (93)
27日(水)21h30 LE SYRINGA:Place Charles de Gaulle, Les Lilas (93)
5月26日(火)〜6月4日(木)
GOLEM par la Compagnie 1927
ユダヤ教の伝承に登場する泥人形ゴーレムは、劇団1927にとっては、人間の生活を豊かにするよりも苦しめる文明の利器の象徴だ。例えば金融市場。自作ストップモーションのアニメーション映像と芝居をミックスし、詩人+哲学者のコンビが個性的に今日のイギリスを語る。(英語字幕)。26€/22€/16€
Théâtre des Abbesses : 31 rue des Abbesses 18e 01 4274 2277
5月27日(水)〜6月7日(日)
Messmer – Le Fascinateur
昨年のボビノ座公演で話題沸騰、
青い瞳の幻惑師メスメール。「仕掛けがあるはず」と半信半疑の観客たちも、舞台に上がれば催眠術に意識を失い、踊らされてしまう。(28€ - 70€)
Le Grand Rex : 1 bd Poissonnière 9e