モスコヴィシ元経済相(社会党PS)の欧州委員会経済・金融委員就任に伴い、空席となったドゥ県4区選出国民議会議員の補欠選挙が2月1日、8日に行われた。第1回投票では、国民戦線党(FN)のソフィ・モンテル候補が32.6%でトップに立ち、モスコヴィシ氏の代理議員だったフレデリック・バルビエ氏(PS)が28.85%、シャルル・ドムージュ氏(民衆運動連合UMP)が26.5%に。上位2候補の決戦投票では、バルビエ氏が得票率51.43%でモンテル氏(48.57%)を僅差で下した。第1回投票で敗退したUMP党員の態度は分かれ、最終的には、FN候補の当選を妨げるべきというサルコジ総裁の意見に反し、執行部は白紙投票または棄権するという方針をとった。