パリのラ・ヴィレット公園に新たな音楽複合施設「フィルハーモニー・ド・パリ」(ジャン・ヌーヴェル設計)がオープンしたと聞いて行ってみた。見慣れた音楽都市Cité de la Musique(今後は「フィルハーモニー2」と改名)の奥に白黒のうねるような巨大な建物が見えてきて驚いた。しかも、まだ壁張り作業中だ。2400席が舞台を取り囲むようにできている大ホールは見られなかったが、その大ホールと、音楽教育スペース、内装作業半ばで営業しているカフェ以外はまだ工事中で、講堂や展覧会会場、6階の眺めのいいレストランなどのオープンはまだ先になるそうだ。音楽教育スペースでは4~5歳の子どもたちが楽しそうに楽器を触っていた。一般の人向けの活動も多種あるそうなので参加してみては?(し)