使い勝手のいいビストロはワインもお手頃だ。

Filet de truite saumonée vapeur sous la peau    pleurotes et poireaux crayons
Filet de truite saumonée vapeur sous la peau pleurotes et poireaux crayons
 先日、そこそこ評判のいいレストランで、グラスワインを頼んだら、好みも聞かれず、選択の余地もなく、ワイン自体は普通においしかったが、お会計を頼んでびっくり。一杯11€! そんなサプライズはやっぱり避けたい。その点、このラタポワルなら安心だ。ワインはオーガニックなどこだわりのワインが揃って、グラスワインも4€均一と嬉しい設定。友人は発泡タイプのロゼExiléを選び、私はコクのあるアルデッシュ地方の赤ワインGlouにした。  
 ランチは、前菜+メインあるいはメイン+デザートで18€、3品で22€。前菜、メインと2種類ずつから選択できる日替わりメニューなので、友人と私は迷わず全部を注文。前菜はメグルというイシモチに似た白身魚のタルタルと、豚肉のプランチャ。タルタルは一つ一つの小片が歯ごたえを感じる大きさのためとわさびの風味も手伝って、刺身風。生のフヌイユとの組み合わせも面白い。豚肉のほうは、ブーダンにマルメロの実のロースト、モルトーソーセージの薄切り、豚足のテリーヌとどれも香ばしく焼かれていて美味。ワインに最適な決定版といえそうな一品だ。
 メインは、子牛の胸肉のオーブン焼きとニジマスで、どちらもボリュームある盛りつけで食べごたえあり。子牛は香味野菜をベースにしたソースで煮てあり、かるくふられた粗塩がアクセントでバランスがいい。皮までしっかりと蒸されたニジマスには、ヒラタケとポワローのソテーが添えられ、シンプルながら充実している。デザートには最初から決めていたリ・オ・レ。お米の量は多すぎずアルデンテで、たっぷりのクリームと、塩バターキャラメルのソースの加減が抜群。今までに食べた数多くのうちでも一番かも。
 ディナーは、食欲に合わせ、日替わりメニューから、好きなものを2品、3品と注文するシステム。1品10€なので懐具合とも相談しやすい。ピスタチオ色の壁にずらりと大きな絵画が飾られている内装もしゃれていて、リピート確実な予感。(里)


Ratapoil du Faubourg

Adresse : 72 rue du Fbg Poissonnière, 75010 paris
TEL : 01.4246.3053
月〜金12h-14h30、月~土 19h30-23h。土昼日休。