2次世界大戦中の1944年6月6日に連合軍が行ったノルマンディー上陸作戦の70周年を記念する式典が6日に盛大に行われた。21人の国家元首、3000人の英米などの退役軍人や一般市民がノルマンディー各地の式典に参加。ウィストレアム海岸でオランド大統領は「ナチスの全犠牲者」に敬意を表し、米兵墓地ではオバマ大統領が演説。ウクライナ問題で揺れる世界情勢のなか、ポロシェンコ=ウクライナ新大統領とプーチンロ大統領が短時間の会見を行ったほか、オバマ米大統領がプーチン大統領に「ウクライナの緊張緩和」を求める場面もあり、にわかに外交の舞台に。オランド大統領も米ロ大統領と個別に会談したほか、エリザベス英女王を大統領府での晩餐会でもてなした。