オランド大統領は4月19日、2013年6月にシリアで誘拐された4人のジャーナリストが無事に解放されたと発表した。ラジオEurope 1の記者やカメラマンら4人で、翌20日、パリ郊外のヴィラクブレイ仏軍飛行場に到着し、元気な姿を見せた。4人はイラクとシリアで活動するサラフィ・ジハード主義組織「イラクとシャームのイスラム国」に誘拐された。18日にシリアと国境を接するトルコ・アクチャカレにシリアから連れて来られ、トルコ軍に保護された。一方、聖戦を目指す未成年がシリアに行くことを阻止するための対策が23日に閣議で検討された。そうした未成年を早期に発見し、家族をサポートする措置などが主な内容。22日には、2012年11月にマリでイスラム過激派に誘拐されていた旅行者ジルベルト・ロドリゲス・レアルさんが死亡したという連絡が、過激派幹部から通信社AFPに入った。