第39回セザール仏映画賞が2月28日に発表され、ギヨーム・ガリエンヌ監督・主演の長編映画『Les Garçons et Guillaume, à table!』が作品賞、初作品賞、男優賞、脚色賞、編集賞の5冠に輝いた。同映画は監督の自伝的作品で、子ども時代に自分を女の子と思い込んでいた男の子の話。監督賞は『La Vénus à la fourrure』のロマン・ポランスキー監督、女優賞はサンドリーヌ・キベルラン(『9 mois ferme』)。昨年のカンヌ映画祭でパルム・ドールを獲得した「アデル、ブルーは熱い色」は新人女優賞(アデル・エグザルコプロス)の受賞のみに終わった。