フランス初の人工心臓移植患者、死亡

 パリの欧州ジョルジュ=ポンピドゥ病院は3月3日、人工心臓を移植した最初の患者(76)が2日に亡くなったと明らかにした。患者は末期の心不全の男性で、昨年12月18日に仏バイオメディカル企業、カルマ社製の人工心臓の移植手術を受けた。その後2月18日、同病院は、患者は呼吸補助器も不要となり、歩くこともできると発表していた。患者の年齢と病状の重さから、死亡はある程度予想されたもので、手術後75日間生存したのは一定の成功と専門家は見ている。カルマ社と同病院は人工心臓移植を国内4人の患者に施す許可を昨年9月に受けており、今後も臨床実験を継続する予定だ。