11月4日、フランス最高の文学賞「ゴンクール賞」がミステリー作家として知られるピエール・ルメートル氏(62)の『Au revoir là-haut』に授与された。戦没者記念碑の詐欺に手を染める第1次大戦帰還兵を通して、戦争を利用して利益を得る人々や社会の矛盾を描く作品。同日に決定されたルノドー賞は映画監督でもあるヤン・モワックス氏(45)の自伝的小説『Naissance』。6日には、カメルーン出身のレオノラ・ミアノ氏(40)の『La Saison de l’ombre』がフェミナ賞を受賞。奴隷貿易によって翻弄(ほんろう)されるアフリカの共同体を描いた作品。
ゴンクール賞はピエール・ルメートル氏
11月4日、フランス最高の文学賞「ゴンクール賞」がミステリー作家として知られるピエール・ルメートル氏(62)の『Au revoir là-haut』に授与された。戦没者記念碑の詐欺に手を染める第1次大戦帰還兵を通して、戦争を利用して利益を得る人々や社会の矛盾を描く作品。同日に決定されたルノドー賞は映画監督でもあるヤン・モワックス氏(45)の自伝的小説『Naissance』。6日には、カメルーン出身のレオノラ・ミアノ氏(40)の『La Saison de l’ombre』がフェミナ賞を受賞。奴隷貿易によって翻弄(ほんろう)されるアフリカの共同体を描いた作品。