ブルターニュ、食肉産業で労使紛争

 ブルターニュの畜殺会社ガッドの労使紛争は10月31日に3週間ぶりで収束した。ガッド社の親会社、食品加工協同組合Cecabは2月にガッド社の司法再建を申請。ところが10月11日、フィニステール県ランポールの豚畜殺場(従業員850人)を閉鎖してガッド社の事業を継続することを発表。その日から同畜殺場の従業員は就業を放棄し、商品輸送を妨害する抗議運動を展開した。結局、県庁が労使交渉を仲裁した結果、解雇手当の倍増とスト期間の給与支払いで双方が合意した。
 ブルターニュでは、欧州連合の支援廃止のあおりを受けて鶏肉加工会社ティリー=サブコ社が事業の9割に当たる輸入用鶏肉加工の廃業(340人雇用)を10月末に発表。また、鮭養殖で世界1のマリンハーヴェスト社(ノルウェー)が2カ所の生産・出荷拠点(400人雇用)を2014年に閉鎖する計画もある。ブルターニュの主要産業の一つである食肉・魚介類関連の相次ぐリストラで多数の雇用が脅かされており、今後も抗議運動が頻発しそうだ。(し)

 

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