ドリアン国防相は10月3日、2万3500人の人員削減を含む次期国防5カ年計画(2014〜19年)の骨子を明らかにした。内訳は戦闘部隊で9千人、ロジスティック、管理部門などが1万4500人。そのうち2014年に人員削減されるのは約10拠点の7880人で、南仏のカルピアーニュ(陸軍歩兵隊など1000人)、オランジュ(陸軍外人部隊900人を移転)、アリエ県の空軍後方部隊260人など。前5カ年計画でも5万4千人が削減されており、危機感を抱く元将校らが声明文配布などの反対運動を始めた。仏軍は約400カ所の基地を持ち、国家公務員全体の10%を占める人員を擁する。
フランス軍、大幅な人員削減へ
ドリアン国防相は10月3日、2万3500人の人員削減を含む次期国防5カ年計画(2014〜19年)の骨子を明らかにした。内訳は戦闘部隊で9千人、ロジスティック、管理部門などが1万4500人。そのうち2014年に人員削減されるのは約10拠点の7880人で、南仏のカルピアーニュ(陸軍歩兵隊など1000人)、オランジュ(陸軍外人部隊900人を移転)、アリエ県の空軍後方部隊260人など。前5カ年計画でも5万4千人が削減されており、危機感を抱く元将校らが声明文配布などの反対運動を始めた。仏軍は約400カ所の基地を持ち、国家公務員全体の10%を占める人員を擁する。