昨年12月15日に開通したトラムウェイの新線、T3a(Porte de VincennesとPorte d’Ivryをつなぎ、T3のPont du Gariglianoまで行く)とT3b(Porte de Vincennes-Porte de la Chapelle)の沿線に、T3と同じようにアート作品が配置してあると聞いて、T3bに乗ってみた。昔の製粉工場がユニークなオフィスに改造された、ウルク運河に沿うGrands Moulins de Pantinなど、再開発が進むパリ北東部は新たな発見も多い。アフリカ人をかたどったような彫像(実は水飲み場)が歩道に配置されたPorte de Montreuil、環状道路の橋げたにアリが行列を作って進む様子を描いた電光板のあるPorte de Pantin、隣接する運動場を囲む鉄細工が美しいDelphine Seyrig、停留所のベンチが楽しいPorte de la Villetteなど、各停留所に停まるごとに宝探しをしている気分だ。(し)
Porte de Montreuil。